データ入れたら3分でアプリ♪
#私にもできるアプリ開発 #ノーコード開発 #どすごいマップ
どすごいマップとは
どすごいマップとは、皆さんが社会をより良くするために整備された、飲食店やAEDなどの位置情報を瞬時にスマホで使えるアプリにできる即席アプリメーカーのことです。どすごいマップは、みんなの位置情報発信に「わかりやすさ」をプラスします。スプレッドシートにデータをまとめたら、あとは「どすごいマップ」でアプリにするだけで、数分で一般公開ができるようになります。プログラム開発は必要ありません。(現在は緯度経度を持ったデータが必要です)
何に適していますか?
位置情報を素早くわかりやすく発信したい方や地図に重ねて現況を的確に把握されたい方。スポット的に開催されるイベントで一時的に使用できるアプリが欲しい方。予算の関係で本格的なアプリ開発に躊躇されていたり、マップアプリへの要件を具体的にするために試してみたい方に最適です。スマートフォンの普及やオープンデータの拡充などを背景に、手軽に情報共有を行いたいという需要に応えます。高度な分析や機密情報の取り扱いには向きませんのでご注意ください。
どすごいマップを選ぶ理由
誰でも簡単にアプリを作って公開できます。慣れればカップラーメンより早いアプリ作成も可能です。シンプルさを追求した操作性で使い方で迷うことはありません。アプリ連携技術の採用で電話をかけたり、その場所にナビさせたり、ホームページを閲覧したりもスムーズに行えます(ナビはGoogleマップにお任せ)。背景地図にはOpenStreetMapや地理院地図などが選択できます。現状はフリーなものを採用していますが、API連携によって、独自のものや業務向けの地図も重ねられる計画です。
コーヒーに例えると…
マップ表示(メイン画面)
プレビュー(簡易表示)
リスト表示(メイン画面)
マップ表示(メイン画面)
アプリができる事
【基本機能】
ホーム画面への追加
マップ/リスト/タイル形式での表示
マーカーのラベル表示
マーカーのグループ表示(色分け)
選択情報の詳細表示
現在地表示(GPS)
アプリ連携
Googleマップ(位置情報)、
電話(電話番号)、
ブラウザ(URL)、
メール(メールアドレス)、
各種SNS(X、LINE、Instagram、Facebook)重ねる地図
ハザードマップ
雨雲レーダー
同心円(距離計測)
【その他】
集約表示/現在地表示/背景地図変更/ソートなど
※画面は開発初期のものです
アプリ作成でできる事
【基本機能】
新規作成/編集/削除
アプリ情報設定(アプリ名、アイコン、説明、お知らせ(テロップ)など
マーカー設定
プレビュー設定(簡易表示)
詳細表示&アプリ連携設定
作成アプリの公開(共有)
初期表示設定(マーカー全体表示、現在地+縮尺、任意の位置+縮尺)
【その他】
集約表示/有効時間表示/マーカースタイル変更/背景地図変更(地理院地図・OSM)/ソート(リスト)/情報更新 など
※画面は開発初期のものです
アプリができるまで
3ステップでできるアプリ開発
1.データの選択
スプレッドシートの一覧からアプリにしたいデータを選択します。
2.アプリの編集
アプリの名前やアイコン、情報の見せ方や動作を設定します。例えば飲食店の電話番号を詳細表示の対象に選び、電話アプリと連携させるといった動作が指定できます。アプリの編集画面にプレビューが表示されるので選択が適切かをチェックしながら設定できます。
3.アプリ公開
作成したアプリをURLまたはQRコードで一般に公開します。なお元データを更新された場合、アプリ編集にて「再読み込み」ボタンを押すだけでアプリにも最新情報が反映されます。
作成例
どすごいマップで作成できるアプリ事例
豊橋飲食店マップ
オープンデータ「食べてみりん」掲載の飲食店情報をアプリにしました。(2020年9月時点)
最初は自転車圏くらいの飲食店を一覧に表示します。より広域を見たい場合は、マップに切り替えて範囲を広げてみてね。
食べてみりんプロジェクトは、豊橋市内のテイクアウト・デリバリーを中心とした飲食店の情報を統合化し、まちのオープンデータとして発信することを目的とするプロジェクトです。
とよはしAEDマップ
オープンデータ「とよはし市民救命の駅」に登録されている施設情報をアプリにしました。(2020年6月時点)
最初は徒歩圏の情報を表示します。
とよはし市民救命の駅は、豊橋市が整備を進められているAEDや応急手当用品、救命講習修了者が常駐している施設情報です。不慮の事故や急病により生命が危険な状態になった場合には、その場に居合わせた人が救急車が到着するまでの間に、近くの施設に設置してあるAEDを活用するなどして応急手当を行うことが重要となります。
そこで、AEDや応急手当用品、救命講習修了者が常駐している施設を「とよはし市民救命の駅」とし、市民の皆様にわかりやすいようステッカーを掲示しています。万が一の時には近くの「とよはし市民救命の駅」を活用していただくことで、救命率の向上を図ります。
はじめる
どすごいマップの利用環境、システムアドレスは公式noteで案内しています。
以下の記事からご確認ください。
早期テスト利用者の声
オープンデータの流行に乗ってデータは整備したものの、アプリにするには予算が足りませんでした。このサービスのおかげでアプリとして提供でき、有効性の検証まで試すことができるので非常に助かりました。
消防署職員
すぐにアプリにできるということは、変更もすぐに行えるということなので、アプリ開発への不安がほとんど無くなったと感じています
市民団体メンバー
作成できるアプリはWEBアプリというものでスマホ専用のアプリではありませんでした。しかしスマホへのインストールを敬遠される人も多いですから、この提供形態の方が好まれると思います。
一般市民
ブラウザでの利用はメニューの分だけ画面が狭く感じていましたが、ホーム画面にブックマークを置けば、専用アプリのような感覚で使えるようになりました。(PWA形式での配信による効果)
一般市民
情報技術に詳しくない人でも自分好みのオンリーワンアプリを簡単に、手軽につくれることに驚きました。アプリの機能はシンプルで良いと思います。我儘ですが、データを作る時の便利機能が欲しいです。
一般市民
使い方をレクチャーしてもらおうと思ったのですが、自力で簡単にできちゃいました。本当に簡単ですね。
自治体職員
非常に簡単・迅速に公開できる点がとても良いです。システム技術的な素養が無い者でも簡単に作れる点で優れていると感じます。近い順にリスト表示されるという機能は細かいながらも非常に有益に感じます。
アプリ開発前のイメージ固めに利用しました。実際のデータは一般に見せられませんので、架空データを用意してアプリにしてみました。実際に動作させながらクライアントと話してみると、あれこれと具体的な要望を確認することができました。例外的な使い方かもしれませんが、便利だと思います。
自治体職員
法人利用者
開発の背景
オーダーメイド開発では応えにくいアプリ需要
「テイクアウトに対応した飲食店の情報を一覧にまとめたので、アプリにしたいのですが...」
「私たちがAEDの利用促進のためAED情報をオープンデータにしたら、アプリは幾らでできますか?」
これまでのアプリ開発にはプログラミングが必要でした。
プロへの委託(オーダーメイド)によってハイクオリティなものはできますが、単純なものでも制作には1、2ヶ月の期間を要し、小さく見積もっても1本あたり100万円の予算がかかってしまいます。
仮にアプリができても、その運用にはサーバーの整備や維持管理など、専門的な知識や多くの作業が必要で、一般市民には高いハードルとなっていました。
ならアプリを有料で販売しては?と思うかもしれません。
しかし現在、スマホアプリはさまざまな理由により無料なものが数多く提供されています。こうした状況への慣れからか利用する側も無料で当然というような認識を持たれてしまっています。
これで有料化しては、使ってもらえずに終わるという結果が目に見えています。
このように意義のある取り組みであっても実現されずに終わってしまうケースを数多く目にしてきました。
解決方法
どすごいマップというノーコード開発キットで問題解決
私たちは「地理情報システム(GIS)」を得意とする技術者集団で、ビジネスニーズに対応するGIS技術の提供をミッションに日々取り組んでおります。位置情報の業務利用を仕事にしているわけですから、飲食店やAEDなどの情報をマップアプリにして提供することも当然できます。しかし先の問題からその需要に応えられないジレンマを抱えていました。
そこでこれまでにご相談いただいた課題を改めて整理・検討し「基本的なニーズ」に応えられるアプリメーカーを開発しました。三河弁で有名な豊橋市産まれのアプリメーカーなので、その名は「どすごいマップ」としました。
どすごいマップは、スプレッドシートやkintone(※1)にまとめた情報を瞬時にアプリにしてしまうアプリ作成機です。作成したアプリの機能はシンプルなところに絞りながらも使い勝手に配慮した表現ができるのが特徴となっています。
このシステムを用いれば、利用者は用意した飲食店やAEDなどの情報を、わずかな設定でスマホで使えるWEBアプリにして公開させることができ、その管理もこのサービスの中で行えます。クライアントがプロに仕事を頼む場合には、いくつかのパターンがあります。システム開発をオーダーメイドで一からあつらえる仕事から、有り合わせの材料でスピーディに作る仕事までさまざまです。どすごいマップは後者の領域を担います。アプリ開発について勉強してこなかった人でも、これを使えばオリジナルのアプリが作れます。
オーダーメイドに頼る必要はありません。
単純なアプリ開発を担うどすごいマップですが、情報の見せ方についても工夫ができる機能も備えています。
こうして「どすごいマップ」はクライアントが自らクリエイターになれるツールとして誕生し、社会実験のため2021年4月に無償公開に至りました。しかしあれからもうすぐ2年が経ちますが、自らクリエイターになる方やこの取り組みを支援してくれるサポーターの方はわずかにしかおりません。
参考事例として、善光寺御開帳を便利にするアプリやフードバンクの寄附受付場所を案内するアプリ、地域イベントの対応店舗を紹介するアプリなど多数公開してきましたが、必要とされる方に届いていないようです。
そこで私たちはnoteやLINEでの情報発信に踏み切ることにしました。
本取り組みに共感いただける方は、ぜひ「どすごいマップ」を用いた情報発信にチャレンジしてみてください。
そしてその体験を必要とされる方に伝えてもらえれば幸いです。
※1 kintone版は'23年8月25日利用規約更新に伴い、どすごいマップから分離しました。今後はkintoneマップアプリメーカーとして提供を目指していきます。kintoneユーザーで即席マップアプリメーカーをご希望の方は、個別にご相談ください。
よくある質問
アプリを作るには何が必要ですか?
位置情報を持ったデータをご用意ください。どすごいマップではスプレッドシートで普段データを扱われている方を想定しております。位置情報には「緯度・経度」が必要です。オープンデータには位置情報を持つものも多数ありますので参考にしてください。
アプリはいくつまで作れますか?
20程度がお勧めです。最大30まで作成できますが、実際の運用を考えますと20程度が最適と考えております。
1つのアプリが取り扱えるデータ件数は最大5,000件としています。それ以上の件数は動作保証の対象外です。件数に比例して動作が不安定となっていきます。
業務利用はできますか?
業務利用も問題ありませんが、適合性の保証は致しかねます。必ず本サービスの利用規約をご一読ください。なお、第三者の不正アクセスを強力に防止する機能はありません。本システムをお使いになったことによるデータの流出やそれに伴う損害について当社は一切責任をもちません。(カスタマイズ案件として分離する場合はその限りではありません)
後から項目(列)の追加はできますか?
「再読み込み」により項目の追加に対応しています。ただし削除や変更には対応しておりません。ご了承ください。
非対応の理由は想像してみてください。
永久に公開できますか?
残念ながらお約束はできません。しかし、応援いただけるファンの方々と会話しながら公開を続ける予定です。当面はβ版を銘打ち無料で公開し、反響に応じてその後の対応を選択していく予定です。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
なお、現在では多くのクラウドサービスが公開されていますが、商用であっても永続性を保証するサービスはありません。